第3シリーズが108話で一旦完結後、その後日譚として全7回の連続物語形式で描かれたのがこの『地獄編』で、第3シリーズの実質的な最終章である。ねずみ男が掘り出した奇妙な枕の魔力で生きたまま地獄へ落とされてしまったユメコを追って、地獄へと向かった鬼太郎一行の活躍に、新キャラクター・地獄童子の登場や宿敵ぬらりひょんとの決着を織り交ぜて描いた、冒険物語風のストーリー。 原作は1987年に『月刊少年マガジン』にて連載された全4話のミニシリーズ『鬼太郎地獄編』。この原作と同じく設定が改変されており、鬼太郎の母親は人間となり、妖怪と結ばれた罰として地獄に落とされ、鬼太郎も完全に半妖怪とされている(本編の段階では純粋な妖怪とされていた)。さらに当時、そのショッキングなストーリー・画面構成のためテレビアニメ化は不可能とされた『鬼太郎の誕生』のエピソードを、目玉おやじへの変化描写をマイルド化するなど、大幅にアレンジしながら織り込んでいる。 『ひょうきんミニ放送局』の後番組としてスタートし、同年3月21日の放送分で終了。夜19時台で放送されるのは第2シリーズ以来にして、現在のところ最後である。一部地域では本編のみ(108話まで)で放送が終了しており、地獄編が放送されないまま現在に至っている。2017年から2018年にかけて行われたアニマックスでの再放送は『地獄編』を含めた全話放映が実現している。 『地獄編』の後、さらなる後日談的なストーリーが1993年発売のスーパーファミコン用ソフト『復活!天魔大王』で描かれた。