「J9シリーズ」三部作の第1作。スタッフは、『サンセット77』や『サーフサイド6』といった1950年代のアメリカの若者向け探偵ドラマの軽妙なセンスを強く意識して制作したという。また、時代劇調のナレーションなど和風の要素と始末屋稼業の組み合わせから、当時からアニメ誌などでは「SFアニメ版必殺シリーズ」などと書かれることも多かった。 人類が太陽系を植民地化している22世紀。華やかな惑星開発事業の陰で、汚職役人と結びついて強大な権力を手にした地下組織“コネクション”が悪の限りを尽くしていた。アイザック、キッド、お町、ボウィーのアウトサイダー4人は“コズモレンジャーJ9”を結成。変形戦闘メカ“ブライガー”を駆り、莫大な報酬と引き換えに、悪人の犠牲になった人々の無念を晴らす始末屋稼業に乗り出す。