19世紀中頃、ヴィクトリア女王治下のイギリスを舞台とした物語。紛失した女王の装身具を見つけ出した功績により勅許の勲章を受けた12歳の少女探偵、アンジェ・アイリントンの活躍を描いている。 日本アニメーション制作という事になっているが、実際は、当時タツノコプロから独立したばかりであった葦プロダクションが制作している。 本作が制作された当時は、ポピーが商品化していた『キャンディ・キャンディ』が玩具業界で流行していた。「ポスト・キャンディ」を狙い、タカラが中心となって企画が進められたのが本作である。しかし、本作における商業的失敗により、タカラは女児向けテレビキャラクター玩具から撤退する。だが4年後、同社は『The・かぼちゃワイン』や『ときめきトゥナイト』のスポンサーとなり、再び女児向け玩具を売り出している。