スペインの作家サンチェスシルバの著した物語で、不思議なクジラを主人公とする『さよならホセフィーナ』を原作としたファンタジーアニメ。マドリードに暮らす少年ソンティーの秘密は、家のコップの中に住む不思議なクジラ・ホセフィーナと友達という事だった。自由に空を飛び、大きさも変わり、人語も話すホセフィーナだが、なぜかその姿はソンティー以外には見えなかった。だがある日、ソンティーはホセフィーナが自分の空想の中の存在かも知れないと疑い始める。それでもホセフィーナと彼の友情は確かに本物だった。『魔法のプリンセス・ミンキーモモ』『超獣機神ダンクーガ』で知られる製作会社・葦プロの単独企画製作番組・第一弾。作画スタッフには映画『ファイナルファンタジー』の異才・金田伊功ほか当時の実力派が参加している。
毎年の夏に制作されている、反戦をテーマとしたTVアニメスペシャルの第三弾。原作は『火垂るの墓』で名を馳せた作家・野坂昭如。太平洋戦争末期、体が小さくて好きな女の子に気持ちを伝えられないでいた幸多少年は、所属していた予科練で特攻隊の訓練に駆り出されることになった。飛行訓練中、海から跳ねたクジラを避けようとして海中に沈んだ幸多だったが、そのクジラ・クー助は彼を助けてくれた。クー助は幸多とは反対で体が大きいことに悩んでいたが、お見合いパーティーに向かった先で同胞が戦艦の砲弾により次々と殺されていくところを目撃。逃げのびた先で一目惚れした相手とは、なんと幸多が乗り込んだ潜水艦だった? 監督はやすみ哲夫、キャラクターデザインは関修一が担当した。