永井豪原作の『グレートマジンガー』と『ゲッターロボ』のクロスオーバー作品。二大ロボットの共演は後年のスーパーロボット大戦シリーズの原点といえる。なおタイトルに「対」とついているが、『マジンガーZ対デビルマン』や『マジンガーZ対暗黒大将軍』と同様に両者の対決が描かれているわけではない。但し、両ロボットのパイロットである剣鉄也とゲッターチームが互いにどちらが逸早く功名を挙げられるかを巡り対立する場面が描かれているので、強ちタイトルが的外れという訳でもない。 なお、グレートマジンガーは25m、ゲッターロボは38mと身長差があるのだが、演出上同じ程の大きさに描写されている。
行方を絶った海底調査船バチスカーフの捜索に乗り出した早乙女博士の要請により出動したゲッターチームは海中で巨大な怪物と遭遇する。それこそがバチスカーフを沈め、次々と航行中の船舶を襲っていた元凶ドラゴノザウルスだった。 脅威となる大海獣を倒すべく急遽グレンダイザー、グレートマジンガー、ゲッターロボGの三体にダブルスペイザー、ビューナスA、ダイアナンAを加えた「ロボット軍団」が編成される。しかし、仲間外れにされ功名に逸り抜け駆けしたボスボロットがドラゴノザウルスに呑み込まれてしまい、迂闊に攻撃できなくなる。果たしてロボット軍団は強敵ドラゴノザウルスを倒せるのだろうか?